終わった
序盤から追いかける展開のカープは終盤でも失点を重ね、敗戦。
これにより今年もCS進出への望みが絶たれました。
ふと思い返すと、去年望みが絶たれたのも、
10月4日の横浜スタジアムでのデーゲームでした。
安定度抜群のはずのルイスが4回までで8失点、
中盤以降、ぼんやりと試合を眺めていたのを思い出します。
そして、今年も青木高、林、大島が失点を重ね、
去年と同じように、ぼんやりと試合を眺めることになりました。
まあ今年のこの打線でよくここまで粘りましたよ。
もっと早く終戦を迎えてもおかしくなかった。
10月まで望みを持たせてくれたことに本当に感謝です。
あと、そんな思いになるのには別の理由もありまして。
昨日の東京ドームでの巨人戦、試合開始前の練習中に、
あの緒方がユニフォームにサインをしてくれたんです。
レフトスタンド最前列で緒方のユニフォームを掲げてたら、
カープベンチのほうから緒方がレフト方向へゆっくり向かってきて、
5〜10分ほどキャッチボールをした後、
サインをしにスタンドへ寄ってきてくれました。
他の人がサインしてもらっている間、ただただ緒方の姿を見つめ、
いよいよ自分の番が来て、サインしてもらっている間はもう夢心地。
緊張して全く声をかけることもできず、
最後にかろうじて「ありがとうございました!」というのが精一杯。
でも、いいんです。
私にとっては一生の宝物ができました。
今シーズン、30試合も球場に通い続け、
球場にいけないときも全ての試合をCATVで観戦し続け、
全てを犠牲にして応援し続けたこの半年も、
引退発表直後の緒方からサインをもらえたことで、
全てが報われた、そんな気がします。
明日の関東最終戦。
緒方が一軍登録されるなら、
平日、浜スタのナイトゲームに駆けつけたいと思っています。