ジンガロ-バトゥータ-
約4年ぶり2回目となるジンガロ日本公演。
前に行ったのがベルギーへ渡航する直前だったから、
確かにそんなに前になるんですね。
東洋の神秘がぎっしりつまった演目で、
大変な感銘を受けたのを憶えています。
なので、今回も非常に期待して行ってきましたが、
その期待は見事に裏切られました。
かなり、がっかり、に近いかな。終わった直後は。
でも次第にそれは、前回の印象があまりに強すぎたから、
あと、ジンガロの本質は異文化との融合にあると気づくと、
次第に受け入れられるようになりました。
パフォーマンスとしてはもちろん素晴らしいし、
エンターテインメント性も十分。
今回のテーマである東欧文化との融合という点でも、
高いレベルで実現していました。
ルーマニアで見てきた風景・雰囲気そのものでしたからね。
お気に入りのファンファーレチョカリーア系のブラスも、
完全にはまってましたし。
ただ、自分の好みで言うと、前回のほうが良かったなと。
で、前回のがあるからこそ、今回の良さを噛み締められる。
だから、今回のだけ観ちゃうとちょっと危険だと思うんですよね。
今回の演目は今回の演目でお勧めできますが、
是非、他の演目を観てから評価してほしいです。